一期一会の時間、
「自身がされて嬉しいこと」を
していたい
曽宮 映都
いしがまやハンバーグ亀戸店
ストアチーフ
わたしらしさ=きちりらしさ〜自身を表現できる場所〜
私は、人とのコミュニケーションで成長できると考え、人と触れ合う仕事がしたい、
人を喜ばせる仕事がしたいと考えていました。
将来関わり続ける食に関することがしたいと考え、また、大学では国際社会と日本のことを学んでおり、
特に日本のおもてなしや文化を大切にしている会社を探し、旅館やホテル、飲食業を選考していました。
そんなある日、きちりに出会い、おもてなし、人を大切にしていることを知り、ここで働きたいと思いました。
きちりではKICHIRIフォーラムという自身のおもてなしの精神を表現できる全社イベントがあります。
元々は見学者としてKICHIRIフォーラムのおもてなしコレクションを見て、
自身もあんな風に表現できたらいいなと思ったのがきっかけです。
第一回のフォーラムには行くことができず、翌年の第二回へ見に行ったときに、
KICHIRIフォーラムに感動しました。社員総会と共にKICHIRIらしいイベントであり、喜びと嬉しさ、良い刺激を受けました。
実際、私自身の表現力は乏しいですし、役職や実績等も残せていません。
しかし、このおもてなしコレクションなら自身を表現できると思いました。
唯一、会社全体皆に対して、自身が表現出来る場だと。
出場する前はおもてなしを比べるなんてどうなのかと思ったこともありましたが、
比べるのではなく、お互いを高め合う為のコレクションだと気づくことが出来たときには夢中になっていました。
現在もまだ表現力は乏しいので、周りの社員やPAに一緒に出場して、いい刺激を受けよう、与えようと誘っています(笑)
人と人との相乗効果〜お客様と従業員の枠を超えて〜
お客様とのエピソードは沢山ありすぎてどれをあげようかと悩みます(笑)
お子様連れのご家族で、ご来店のときにお子様とお手紙を交換させていただいていた常連様ですが、
そのお客様がご家庭の事情であまり来れなくなり、その後私の異動が決まり、そのこともお話できずに店舗を離れました。
その後、自身がまた異動して店舗に戻ってきた数日後、「曽宮さん?」
とキッチンにいた私に声をかけていただき、約2年ぶりの再会。お子様も大きくなっていました。
私のことを覚えてくださっていたことが本当に心の底から嬉しかったです。
そして、80代ご夫婦の常連様のことですが、最初はお二人でのご来店でしたが、
旦那様が入院され、奥様一人でご来店されていました。
その後残念ながら旦那様が亡くなられて、奥様はご来店いただけていましたが、
自身の異動に悲しんでくださり、最後にはご来店がなくなりました。
しかし、足が不自由なのに異動先にもご来店したいと何度もご連絡してくださり、
そして再度異動にて店舗に戻ってきた日にはすぐにご来店してくださったことに
涙が出そうなほど感動したことを覚えています。
一緒に働く仲間では、自身がどこの店舗に異動しても、何年経っても、
顔を出しに遊びに来てくれる仲間がどの店舗にもいること。
本当に沢山の仲間に支えられています。
私たちは毎日、たくさんの人に出会い、たくさんの人に感動しております。
私たちは人と人との間に生まれる相乗効果を生み出す演出家であり、出演者なんです。
大好きがいっぱいを体現するとは〜相手の事を想い行動する〜
私にとっての「大好きがいっぱい」とは「相手の為を想って心から行うこと」です。
仲間やお客様、その時々それぞれ感じることは様々です。
でも、その時々においてそれぞれが相手の為を想って、伝えたり行動すれば、それは大好きがいっぱいだと思います。
わからなくなったときは自身がされて嬉しいことをしてほしい、そう一緒に働く仲間に伝えています。
一緒にピークを乗り越えた後に仲間に水を入れたり、次に使う人が困らないように補充しておいたり、
KICHIRIではないなと思う間違いに対して仲間に注意をしたり、赤ちゃんが泣いていたらおもちゃを出して
一緒にあやしたり、お話好きなお客様といっぱいお話したり、
美味しいビールを飲んでもらいたいから綺麗に清掃したり、シフトにマイナスが出ていたら
この時間ならと提案したり、お子様が石窯の炎の見える位置まで抱っこしてあげたり。
その時々に行った大好きがいっぱいな言動が一期一会です。
一期一会である大好きがいっぱいは、永久であり無限大です!