
自分も仲間も
輝く場所でありたい
〜女性として一人の人間として〜
井上 鮎子
営業統括本部

【経歴】※2018年1月現在
2006年2月 入社
2006年5月 店舗責任者昇格
2006年7月 店長に昇格
2008年9月 恵比寿店 新店店長
2011年7月 スーパーバイザーに昇格
2012年4月 恵比寿店独立店長、営業統括兼人財育成に特化
2014年1月 新宿店に異動しおもてなしクリエイターとして勤務
2014年7月 妊娠と同時に福栄ラゾーナ川崎へ異動
2015年1月より産休・育休中
2016年4月 育休より復帰
<社内受賞歴>
2006年 ホスピタリティー賞
2007年 最優秀ホスピタリティー賞
2008年 全社MVP
2009年 全社MVP
2012年 ホスピタリティー賞
理念の体現〜相手よりも相手のことを一生懸命考えること〜

私は店長を経て人財育成を行う中で意識していたのはやはり理念である“大好きがいっぱい”です。
私にとっての大好きがいっぱいとは「相手よりも相手のことを一生懸命考えること」だと思っています。
特にきちりは成長が早い会社なので、自分自身が成長するのは大前提ですが、
社員やパートナーの皆の成長スピードをあげていかないと会社の成長が止まってしまう。
メンバーには成長を期待し、温かい厳しさを持って接することを意識していました。
また、私は人財育成を行っていくうえで、営業だけでは伝えきれない事が多いと感じ、
月に一度、社員・パートナーを集め、「おもてなし講習会」という講義を企画し開講していました。
その他にも「大好きがいっぱいノート(*)」を作成し、
営業中になかなか言葉にして伝える事がができない仲間への感謝の気持ちをノートを通して伝える取り組みを行いました。
このような取り組みを通して、理念を学ぶきっかけになったり、
全スタッフが感謝を伝える文化が浸透するようになりました。
そのうえで毎月、大好きがいっぱいノートに名前が1番多くでてきたパートナーを、
おもてなし講習会の中で表彰していました。
こうして営業以外でも強い絆のおもてなし集団を創りあげ、教育を受ける側の目線を意識していたからこそ
教育の力が身についたのではと思っています。
*大好きがいっぱいノート・・・営業中に、仲間から感じた大好きがいっぱいのエピソードを書くノート
産休・育休とライフプラン〜女性の働き方の前例になりたい〜

恵比寿で店長をしている時に今後の結婚や妊娠を考えて平田本部長に予めライフプランについて
相談をさせていただいておりました。
そのためには店長職の引き継ぎのことを考えて随時上司とスケジュールの擦り合わせをし、
これからもきちりで仕事をしていきたいという想いを率直に伝えていました。
店長職をタイミングをはかりながら離れ、それでもできるだけ多くのスタッフに教育に携わっていきたいと思っていたので、
引き続き店舗での勤務は希望しておりました。
子どもができたら日中勤務可能な店舗へ異動希望を出していましたし、
店長職の引き継ぎや店舗引き継ぎについても順序やタイミングをみて進めさせていただけました。
いきなり店長が代わることはパートナーの皆も心の準備があると思いますので、
パートナーへ自分のライフプランのことやお店のビジョンについて話し、
ポジティブな意志を見せることによって、パートナーも応援してくれるようになり
「それは素敵なことだから応援したいです。」と言ってくれたときは本当に嬉しかったです。
私はこの女性の働き方について前例を創ると宣言していたため、試行錯誤しながら実行に起こしていましたが、
これが実現できたのは家族はもちろん、 営業統括者や店舗の皆さんのご理解があってのことなので、心から感謝しています。
自分の後継者を生み出したい〜スタッフが輝く最高の場所〜

あとは家庭ももちろん大事にしたいです。
でもきちりでの生活も私の大事なライフスタイルの一部だと思っていますので、
自分にできる事を一生懸命模索しながら、上司に相談しながら進めていきたいですね。
育休があけたら、現場でおもてなしの楽しさや、理念を伝えられるような教育分野に携わっていきたいと思っています。
きちりの大事なものであり、変わらない「おもてなしの精神」をもった後継者を育てたいです。
きちりは特に現場を重んじている会社なので、店舗で輝いているスタッフがいないときちりらしさは出ないですし、
スタッフが輝いていない店舗を増やしていっても私達の存在意義はないと思っています。
ゆくゆくはまた店長に戻って、きちりの中でも「一番スタッフが輝く最高の場所(店)」を作っていきたいですね。