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株主・投資家の皆様へ

外食産業の新たなスタンダードの創造を目指す

株主・投資家の皆様には、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

当社は創業以来、ホスピタリティの提案・提供によってpositive eating(楽しい食事によって癒し・安らぎ・明日への活力を感じていただくこと) の概念を浸透させ、「外食産業の新たなスタンダードの創造」を実現するというビジョンのもと、お客様のご支持をいただき成長してまいりました。

今後も多様化するお客様のニーズに対応した、高付加価値のサービスを提案・提供し、高い顧客満足度を実現できるよう邁進していく所存でございます。

また、現状に満足することなく、皆様のお力添えをいただきながら、役員、従業員一同、 より一層の企業価値の向上とコンプライアンス経営の徹底に取り組み、株主の皆様をはじめとするステークホルダーの方々の ご期待と信頼に応え、更なる業績向上と社会貢献を実現していきたいと考えております。

社長インタビュー ~ Interview with president ~

Q1. 2018年6月期を振り返って、どのような事業環境でしたか。

業績面については、売上高9,241百万円(前期比4.5%増)、営業利益358百万円(前期比12.4%増)、当期純利益147百万円(前期比13.5%減) となりました。 雇用・所得環境の改善や日本銀行の金融緩和策等の効果による設備投資の堅調な伸びが続き、企業収益は総じて改善基調を維持し増加傾向を続けております。一方で、個人消費は、物価上昇率低下に伴う実質所得の下げ止まりや消費者マインドの改善もあり、緩やかに拡大の動きが続いております。 当外食業界におきましては、景気回復に伴い、高価格帯にシフトする消費者志向の変化がみられたものの、一部では消費者の節約志向が残っており、また中食業界の拡大、新規参入が容易であること等による競争の激化により厳しい経営環境が続いております。

このような状況の中、当社は新業態の開発に注力し、平成29年9月に東京都新宿区のJR新宿駅直結ビルにテイクアウト専用パンケーキ店「BEAR'S SUGAR SHACK」の新規出店を進めると共に、平成30年4月には"LUCUA Osaka"地下2階『キッチン&マーケット』内でグランドオープンしたイタリアンフードマーケット「Merca」とFresh Gardenエリア「石窯焼きハンバーグ&ステーキ」の新規出店を行いました。更に、当社ブランドの更なる認知度向上を企図し、愛知県日進市に主要業態の「いしがまやハンバーグ」を出店いたしました。

また、プラットフォームシェアリング事業については、外食企業向けの更なるプラットフォーム強化を進めるとともに異業種のブランドホルダーに対する出店支援コンサルティング業務の提供も増加しており、、今後につきましてもあらゆる可能性を模索しながら、事業の拡大に努めたいと考えております。

Q2. 2019年6月期の業績見通しについて教えてください。

当社は、2019年1月1日を効力発生日として会社分割(吸収分割)の方式により持株会社体制へ移行し、2019年6月期第3四半期より、連結決算を行います。
連結ベースでの売上高は9,800百万円(前期個別比6.0%増)、営業利益は400百万円(前期個別比11.7%増)、当期純利益は240百万円(前期個別比23.8%増)を計画しております。  
上記の計画は当社の直営事業による既存店舗および契約可能性の高い新規店舗の損益を積み上げたものであり、2018年5月に開始したフランチャイズ事業の損益は盛り込んでおりません。

Q3. フランチャイズ・ライセンス事業の展開について教えてください。

これまで直営展開のみにて店舗拡大してきた当社ですが、我々業態のフランチャイズ・ライセンス展開はかねてより多くの企業様からお話を頂いておりました。この度、西日本最大の総合スーパー「イズミ」様の子会社、「イズミ・フード・サービス」様と提携し、まずは各エリアでニーズの高い「いしがまやハンバーグ」を展開することと致しました。   
なお、1号店は、徳島のゆめタウンに8月1日にオープンしております。

今後は、その他、多くの企業様との提携を進め、また「いしがまやハンバーグ」だけでなくその他業態もフランチャイズ化することにより、3年後の2021年6月期までにフランチャイズ・ライセンス展開を50店舗までに広げる予定にしております。

Q4. PFS事業とは、どのような事業でしょうか。

飲食店経営で培ったノウハウ(飲食店運営に必要な「バックオフィス」「バックヤード」「バックアップ企業」の3つの機能)を プラットフォーム化して活用する事業で、2つのタイプに分かれます。   

1つ目は「ブランド・コンテンツ活用型」。強いブランド・コンテンツを持っておられる会社と当社のプラットフォームを組み合わせることで 新たなビジネスを創出するというビジネスモデルです。
もう一つは「クラウド・サービス展開型」。当社プラットフォームを他の外食企業に提供するビジネスモデルです。 成長段階にある外食企業が自社で本部機能を構築するよりも低コスト・低リスクで活用することが出来るため、 提供先企業の収益基盤を早期に構築することが可能です。 また、食材調達におきましても、当社プラットフォームによる共同調達で参画企業店舗数分のスケールメリットが得られる構造となっております。   

今後につきましても、あらゆる可能性を模索しながら、プラットフォームシェアリング事業の拡大に努めたいと考えています。

Q5. きちりの強み、他社とはどのように差別化を図っているか教えてください。

当社は企業理念として「大好きがいっぱい」を掲げ、「大好きがいっぱい」を形にしてお客様に付加価値を提供していきたいと考えています。 そこには"おもてなし"の心に通じる3つのカタチ「振舞い」「設え」「装い」があり、従業員一人ひとりが 、それぞれのカタチで表現することが必要となります。そのため、一般的な企業のような備え付けの接待マニュアルはなく、一人ひとりが自ら考え、 お客様に「大好きがいっぱい」を表現することを徹底しています。   

Q6. 株主還元や配当に対する考え方について教えてください。

今後更なる企業規模拡大に向け、出店等の設備投資や事業拡大に向けた内部留保も必要であると考えておりますが、 日頃から当社をご支援・ご支持いただいております株主の皆様への還元に関しましても、重要な経営課題と考えております。 配当に関しましては配当性向30%を目安に安定的に実施し、株主優待については、 株主の皆様に是非当社の店舗をご利用いただき、 当社の強みでもあります「おもてなし」を感じていただきたいとの思いから、 当社店舗でご利用いただける「食事券」を優待としてご用意いたしました。   

今後につきましても、株主の皆様に当社をご支持いただけるよう、企業価値向上を図ってまいる所存でございます。