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株主・投資家の皆様へ

外食産業の新たなスタンダードの創造を目指す

株主・投資家の皆様には、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

当社グループは創業以来、ホスピタリティの提案・提供によってpositive eating(楽しい食事によって癒し・安らぎ・明日への活力を感じていただくこと) の概念を浸透させ、「外食産業の新たなスタンダードの創造」を実現するというビジョンのもと、お客様のご支持をいただき成長してまいりました。

今後も多様化するお客様のニーズに対応した、高付加価値のサービスを提案・提供し、高い顧客満足度を実現できるよう邁進していく所存でございます。

また、現状に満足することなく、皆様のお力添えをいただきながら、役員、従業員一同、 より一層の企業価値の向上とコンプライアンス経営の徹底に取り組み、株主の皆様をはじめとするステークホルダーの方々の ご期待と信頼に応え、更なる業績向上と社会貢献を実現していきたいと考えております。

社長インタビュー ~ Interview with president ~

Q1. 2019年6月期第2四半期を振り返って、どのような事業環境でしたか。

業績面については、売上高5,021百万円(前期比8.0%増)、営業利益221百万円(前期比2.8%増)、四半期純利益55百万円(前期比57.8%減) となりました。 雇用・所得環境の改善や日本銀行の金融緩和策等の効果による設備投資の堅調な伸びが続き、企業収益は総じて回復基調が続いております。一方で、個人消費は、物価上昇率低下に伴う実質所得の下げ止まりや消費者マインドの改善もあり、持ち直しの動きが続いておりますが、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響等、依然として先行きが不透明な状況となっております。 当外食業界におきましては、景気回復に伴い、高価格帯にシフトする消費者志向の変化がみられたものの、全般的には消費者の節約志向が依然として高く、また中食業界の拡大、新規参入が容易であること等による競争の激化により厳しい経営環境が続いております。

このような状況の中、当社は関東圏を中心とした当社ブランドの更なる認知度向上を企図し、平成30年7月には東京都新宿区のJR新宿駅南口にある新宿ミロード内にビビンバ専門店「VEGEGO」、表参道のランドロイド・ギャラリー内にウバ茶・抹茶・ほうじ茶を使用した本物志向のミルクティー専門店「CHAVATY」、平成30年11月には東京都江東区の台場駅より徒歩5分のダイバーシティ東京プラザのフードコートに新しいスタイルのかつの楽しみ方を提案する新業態「元祖 変わりかつめし専門店 かつゑもん」の新規出店を進める等、多様化する消費者のニーズに対応するため、付加価値の高い料理の開発や、新たな業態の構築にも尽力しております。

また、プラットフォームシェアリング事業については、外食企業向けの更なるプラットフォーム強化を進めるとともにフランチャイズ事業も本格的に開始しており、今後につきましても、あらゆる可能性を模索しながら、事業の拡大に努めたいと考えております。

Q2. 2019年6月期の業績見通しについて教えてください。

当社グループは、2019年1月1日を効力発生日として会社分割(吸収分割)の方式により持株会社体制へ移行し、2019年6月期第3四半期より、連結決算を行います。
連結ベースでの売上高は9,800百万円(前期個別比6.0%増)、営業利益は400百万円(前期個別比11.7%増)、当期純利益は240百万円(前期個別比23.8%増)を計画しております。  
上記の計画は当社グループの直営事業による既存店舗および契約可能性の高い新規店舗の損益を積み上げたものであり、2018年5月に開始したフランチャイズ事業の損益は盛り込んでおりません。

Q3. フランチャイズ・ライセンス事業の展開について教えてください。

これまで直営展開のみにて店舗拡大してきた当社グループですが、我々業態のフランチャイズ・ライセンス展開はかねてより多くの企業様からお話を頂いておりました。この度、西日本最大の総合スーパー「イズミ」様の子会社、「イズミ・フード・サービス」様と提携し、まずは各エリアでニーズの高い「いしがまやハンバーグ」を展開することと致しました。   
なお、1号店は、徳島のゆめタウンに8月1日にオープンしております。

今後は、その他、多くの企業様との提携を進め、また「いしがまやハンバーグ」だけでなくその他業態もフランチャイズ化することにより、3年後の2021年6月期までにフランチャイズ・ライセンス展開を50店舗までに広げる予定にしております。

Q4. PFS事業とは、どのような事業でしょうか。

飲食店経営で培ったノウハウ(飲食店運営に必要な「バックオフィス」「バックヤード」「バックアップ企業」の3つの機能)を プラットフォーム化して活用する事業で、2つのタイプに分かれます。   

1つ目は「ブランド・コンテンツ活用型」。強いブランド・コンテンツを持っておられる会社と当社グループのプラットフォームを組み合わせることで 新たなビジネスを創出するというビジネスモデルです。
もう一つは「クラウド・サービス展開型」。当社プラットフォームを他の外食企業に提供するビジネスモデルです。 成長段階にある外食企業が自社で本部機能を構築するよりも低コスト・低リスクで活用することが出来るため、 提供先企業の収益基盤を早期に構築することが可能です。 また、食材調達におきましても、当社プラットフォームによる共同調達で参画企業店舗数分のスケールメリットが得られる構造となっております。   

今後につきましても、あらゆる可能性を模索しながら、プラットフォームシェアリング事業の拡大に努めたいと考えています。

Q5. きちりの強み、他社とはどのように差別化を図っているか教えてください。

当社グループは企業理念として「大好きがいっぱい」を掲げ、「大好きがいっぱい」を形にしてお客様に付加価値を提供していきたいと考えています。 そこには"おもてなし"の心に通じる3つのカタチ「振舞い」「設え」「装い」があり、従業員一人ひとりが 、それぞれのカタチで表現することが必要となります。そのため、一般的な企業のような備え付けの接待マニュアルはなく、一人ひとりが自ら考え、 お客様に「大好きがいっぱい」を表現することを徹底しています。   

Q6. 株主還元や配当に対する考え方について教えてください。

今後更なる企業規模拡大に向け、出店等の設備投資や事業拡大に向けた内部留保も必要であると考えておりますが、 日頃から当社グループをご支援・ご支持いただいております株主の皆様への還元に関しましても、重要な経営課題と考えております。 配当に関しましては配当性向30%を目安に安定的に実施し、株主優待については、 株主の皆様に是非当社の店舗をご利用いただき、 当社の強みでもあります「おもてなし」を感じていただきたいとの思いから、 当社店舗でご利用いただける「食事券」を優待としてご用意いたしました。   

Q7. 持株会社移行の背景について教えてください。

当社グループは自社ブランドの直営事業と、ITによって最適化された自社の外食チェーン運営基盤を活用する「プラットフォームシェアリング事業」を推進してまいりました。そして、昨今は、上記2つの事業に加えて、コーポレートベンチャーキャピタルを通じたITベンチャー企業とのオープンイノベーションの実現、小売と外食を融合させた新市場を開拓するグローサラント事業、そして、自社ブランドのフランチャイズ事業をスタートさせるなど、加速度的な事業成長を遂げるという大きな転換期を迎えております。そこで、この度、各事業の経営資源配分の最適化、経営責任明確化による経営人材育成、機動的な組織体制構築を実現するために、持株会社へ移行することとなりました。   

今後につきましても、株主の皆様に当社グループをご支持いただけるよう、企業価値向上を図ってまいる所存でございます。